GHK M4 キャリアキーとガスチューブ干渉トラブル

GHK M4 キャリアキーとガスチューブ干渉トラブル
GHK M4 キャリアキーとガスチューブ干渉トラブル
 

恐怖!? GHK M4 ガスブロ ボルトキャリア 破損・・・

ORGA AIRSOFT トレポン・ガスブロ担当の安藤です。 GHK M4 ガスブロ もリキッドチャージでガンガン動いた夏も終わり、いよいよCO2マガジンが本領を発揮する季節となりました。GHK M4 CO2マガジンは動作性こそ向上しますが、個体によってはボルトキャリアへの負荷が大きく ボルトキャリア上部のキャリアキーが根本ごと破損してしまう場合があります。

今回は是非GHK M4オーナーの皆様にはトラブルになる前に一読いただければ幸いです。
 

キャリアキー にかかる負荷を回避せよ

今年リリースされた GHK M4 ガズブロ 2023Verで、最も多くお問い合わせを頂くトラブルがキャリアキーの破損です。

弊社でも多数のGHK M4 コンプリートカスタムを納入させて頂くなか、原因を究明したところ破損の原因はキャリアキーと ガスチューブの干渉であることがわかりました。 GHK M4 ガスブロ はガスチューブがアッパーレシーバー内部に数mmではありますが挿入されています。また純正のキャリアキーにはガスチューブが入る穴は空いていませんので、ボルトキャリアの閉鎖位置が前方にずれると、ブローバックの際に毎回キャリアキーがガスチューブに当たることとなります。キャリアキーはボルトキャリア本体とは別体ではありますが、ボルトキャリアの台座が折れてしまう症例が多く、こうなってしまうとボルトキャリアの交換を余儀なくされます。

GHK M4 ガスブロ は箱出しの状態でボルトキャリアのキャリアキーにグリスが塗られています。このグリスがガスチューブに付着しているとなるとキャリアキーとガスチューブが干渉して閉まっているサインとなりますので、一度お手持ちのGHK M4の状態を確認して頂くことをお勧めします。
 
GHK M4 ガスブロ
 
※ キャリアキーにグリス付着
 
GHK M4 ガスブロ
 
※ ガスチューブ先端にグリス付着した様子
 
GHK M4 ガスブロ
 
※ ボルトキャリア前進時に ガスチューブと接触したイメージ

破損防止に! ガスチューブの加工

解決方法は実にシンプルでガスチューブの後端を5-6mmほど短くカットし干渉しないようにすれば接触を避けることができます。GHK M4のガスチューブは中空ではないスチール棒ですので、もしお手持ちの工具でカットが難しければ、加工が容易な中空のガスチューブに交換するのもお勧めです。

・ ガスチューブ カット前
 
GHK M4 ガスブロ
 
※カット前は6~7mmほどガスチューブが飛び出していることが確認できます。

・ ガスチューブのカット
 
GHK M4 ガスブロ
 
※カット後は断面が荒れますので必ずテーパー加工をお勧め致します。

・ ガスチューブ カット後1
 
GHK M4 ガスブロ
 
・ ガスチューブ カット後2
 
GHK M4 ガスブロ
 
※ガスチューブは1~1.5mmほどしか突出しておりませんのでボルトキャリアに干渉しません。

 

GHK M4 ガスブロ キャリアキー と ガスチューブ 干渉のトラブル まとめ

ここまでボルトキャリア破損対策としてお届けさせて頂いた内容ですが、当店で販売中のGHK MK18 Mod1 ガスブローバック 2023JP Ver. ORGAコンプリートは加工を行い破損対策済みで出荷をさせて頂いております。

また、GHK M4 ガスブロ は内部パーツがスチールパーツで構成されておりますが、ロット・個体差によって内部寸法が異なる場合があります。それらの組み合わせや使い方によってはトラブルや破損につながります。もし動作に不安な点が見られたり、トラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

GHK M4のカスタム・加工、記事についてのお問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。

 
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